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ヒューマン株式会社(英文社名:''Human Corporation'')は、かつて存在した日本のゲームソフト開発会社である。労働者派遣事業などを営むヒューマングループとは関係がない。 == 概要 == 1983年5月に鈴木長四郎が6・7人のスタッフと共に設立。ファミリーコンピュータ用ゲームソフトの受託開発などを手がけた後、1989年6月に初の自社ブランドタイトルとなる『ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ』をリリース。ファイヤープロレスリングシリーズおよび1990年4月に第1作が発売されたフォーメーションサッカーシリーズはヒューマンの2大看板タイトルとなった。このほか、ホラーアドベンチャーのクロックタワーシリーズ、トワイライトシンドロームシリーズなども人気を博し、スーパーファミコンで出したセプテントリオン、ザ・ファイヤーメン、クロックタワーは映画やライブに見られる迫力と臨場感をイメージしたシステム「シネマティックライブ」を取り入れていた。 また、アーケードゲーム事業に関係して以下の特許を出願したほか、技術研究所では統合型3Dマルチメディアオーサリングシステム「Digital Loca(デジタル ロケ)」を開発。1999年には不動産販売会社の大京と眺望シミュレーションソフトを共同開発している。 * 性格診断ゲーム装置 - 公開番号:特開平8-84849 * 2人用ゲーム装置 - 特開平8-84850 * 画像プリント装置 - 特開平11-55608 1998年にアーケードゲーム事業から撤退した際に大幅な赤字を計上。1999年9月の「東京ゲームショウ'99秋」は出展を見合わせ〔「残念! ヒューマンがTGS'99出展を見送り 」 SOFTBANK GAMES、1999年9月2日。〕、同年11月には37億900万円の負債を抱え、東京地裁八王子支部に和議を申請して事実上倒産した〔「ヒューマン、和議開始を申請。約40億円の負債 」 SOFTBANK GAMES、1999年11月2日。〕。ゲームソフト事業から撤退し、専門学校事業のみで経営の建て直しを図ることも検討されたが、2000年1月に再建を断念し和議を取り下げて破産した〔「特別企画:和議申請企業の倒産動向調査 」 帝国データバンク、2000年4月14日。〕。主な人気タイトルの権利はスパイクが取得、開発スタッフはスパイクが新たに設立したヴァイル株式会社(2001年7月 スパイクに吸収合併)に移り、ファイヤープロレスリングシリーズ、トワイライトシンドロームシリーズ、爆走デコトラ伝説シリーズなどの開発を担当することとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒューマン (ゲーム会社)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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